夏風邪の特徴 大人の場合の治し方

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夏の暑い時期でも、人によっては風邪を惹くことがあるものです。

いわゆる「夏風邪」と云われるものですが、せっかくの楽しい夏を風邪でどこにもいけなかったとしたらすごく残念ですよね?なんとかして治したいものです。

風邪の症状としては夏でも冬でも特に大きな違いはなく、主にのどの痛みや発熱などです。

そんな夏風邪の治し方は、どのような対処方法があるのでしょうか?

今回は、風邪の症状で多く見られる「のどの痛み」と「発熱=熱が続いた場合」に着目して、その対処法をご紹介したいと思います。

夏風邪の治し方 のどの痛みの対処法

風邪の初期症状などで主によく見られるのが、のどの痛みです。

これは単に風邪のウイルスにやられたからというよりも、気候の変化などにも左右されます。季節の変わり目ともなると、どうも風邪を惹きやすいという人は多いと思います。

特に朝起きた時にのどが痛くて思わずむせ返ったなんて経験のある方も少なくないでしょう。それらの症状は、寝ている間に口が開いて乾燥したことがきっかけになります。

そしてさらに季節の変わり目で気候が不安定な状態だと、そこからウイルスが侵入してのどの痛みを引き起こします。

ウイルスにとって乾燥している器官はとても過ごしやすい状態なんですね。

原因としては、乾燥だけではありません。

日々の仕事などで疲れが溜まっていたり、もともと扁桃腺などのどの器官が弱い人などに多くみられます。

こうした状況は免疫力の低下にも繋がりますので、どうしても風邪は惹きやすくなります。

では、のどの痛みにはどのような対処をすれば治せるでしょうか?自分でケアできる範囲の症状であれば、次のような対処があります。

 

・鼻うがい

1日1~2回程度の鼻うがいをすることでいくらか症状が緩和されるので、初期症状の軽い段階であれば、これだけで治ってしまう場合もあります。

生理食塩水をぬるま湯で鼻うがいをすれば、痛みはほとんど感じられません。

 

・塩水うがい

鼻うがいと同じように、ぬるま湯の食塩水でのどのうがいをします。声を出して「か・き・く・け・こ」というとよりのどを使いますので、食塩水が届きやすいです。

 

・首を温める

夏の場合は、薄手のストールなどで首を軽く覆って冷えないようにします。

このように鼻・のど・首の3つをダブルケアすることで、のどの痛みを和らげることができますよ!

夏風邪の治し方 熱が続いた場合の対処法

夏風邪は治りにくいといいます。やはり暑い時期ですから、どうしても冷たいものを飲んだり、クーラーの効いた部屋に長くいたりすることも要因になっています。

のどの痛みまでなら、早めに対処をすればほとんどの場合治まっていくのですが、発熱するとなかなか下がりにくく、いつまでも続いてしまうこともあります。

熱が出ると多くの人は市販の解熱剤を服用して様子をみると思いますが、もしお腹が痛かったり下痢している場合は、やみくもに解熱剤でしのぐようなことはせず早めに病院に行き、自分にあった薬を処方してもらう方が早く治すための得策になります。

市販の解熱剤は、便秘や胃腸障害を起こしやすくなる場合もあるので注意が必要なのです。

そういった症状がなければ、解熱剤で様子をみることの他に次のような対処がおすすめです。

 

・十分な睡眠をとる

風邪でのどの痛みに留まらず、発熱まで起こす要因は疲れが溜まっている時に起こりやすいので、十分に睡眠をとって免疫力を上げるようにします。

 

・さっぱりした食事をとる

脂っこいものは避けて、野菜スープやおかゆなどのさっぱりした食事をとることで弱っているのどの負担を和らげて、改善を早めます。

 

・小まめに水分補給する

発熱時はやはり水分を補給しないと脱水症状を起こすこともあるので、小まめに白湯などを飲むようにしましょう。それにより、のどを潤すことにもなります。

この他にも、濡れマスクなどをして寝るとのどを乾燥から防ぐので、治りも早くなります。

まとめ

風邪を惹きやすい人は、免疫力が低下していることによって風邪のウイルスをもらいやすくなります。

日頃から、外出時には必ずマスクをする。帰宅したら手洗いとうがいを必ずするなど、ちょっとした心掛けだけでも随分違うものです。

では、もう一度おさらいしてみましょう。

 

「のどの痛みの対処法」

・ぬるま湯の生理食塩水で1日1~2回鼻うがいをする。

・ぬるま湯の食塩水でのどのうがいをする。「かきくけこ」と声に出して言うとよりのどの奥まで洗えます。

・薄手のストールなどで首を温める。

 

「発熱が続いた場合の対処法」

・十分な睡眠をとり免疫力を上げる。

・濡れマスクをして寝るとのどの乾燥を防げる。

・さっぱりした野菜スープやおかゆなどでのどの負担を和らげ改善を促進。

 

「発熱時の注意点」

・腹痛や下痢などの症状がある場合は、市販の解熱剤では胃腸障害や便秘を起こすことがあるので、必ず病院を受診して自分にあった薬を処方してもらう。

 

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