扇風機はエアコンよりも電気代が安いのは当たり前です。
でも、どれくらい安いのでしょう。
最近は、エアコンの寒さが苦手という方も多く、扇風機が注目されていますし、実際に売り上げも伸びているそうです。
扇風機とエアコンを電気代から比較してみました。
扇風機とエアコンの電気代を比較 安いのはもちろん扇風機!賢い使い方は?
扇風機とエアコンの電気代を比べれば、安いのは当然ながら扇風機でしょうが、一体どれくらい違うのでしょうか?
大体の計算ですが、1ヶ月で2000円~3000円くらいの差になるようです。
ただし、これは一人暮らしで、扇風機もエアコンもずっと1ヶ月つけっぱなしにしたと考えての計算です。
実は、扇風機は40w(強で)と考えて計算できるのですが、エアコンだと1500wと考えて計算したりします。
ところが、扇風機は40wで一定ですが、エアコンの場合はその変動幅が大きくて1500wかかるときもあれば、70Kwhまで下がる場合もあるんですね。
とある方が、前年はエアコンをつけたり消したりしていて、翌年には1ヶ月間ずっとつけっぱなしにしておいて電気料を比較したところ、3000円弱のアップと言うことでした。
それほどの金額でもありませんし、無理に暑さを我慢しているくらいならエアコンをつけっぱなしにしておいた方がよいと思われる方もいると思います。
しかし、上記の例は一人暮らしの場合です。
家族4~5人で、各部屋にエアコンがあればちょっと厳しい金額になるかもしれません。
我が家では、夏場よりも冬場の方が電気代が高いです。太陽光パネルの関係もありますが・・・。
最終的には、扇風機とエアコンを1ヶ月つけっぱなしにした場合の電気代は、1台当たり2~3000円の差と考えて良さそうです。
現実的には、ペットの関係などで1日中エアコンをつけっぱなしにする家庭はあっても、扇風機を1日中つけっぱなしの家庭はあまりないでしょう。
適度に扇風機とエアコンを使い分けたり、エアコンの温度設定を調整しながら、扇風機で空気を循環させたりというのがベストだと思います。
ちなみに、扇風機はつけっ放しの方が良いのか、こまめにオンとオフをした方が良いのかですが、扇風機は消費電力が小さいので、たいした差はありません。
スイッチが痛むだけですので、長時間その場を離れるとき以外は、つけっぱなしでも良いでしょう。
扇風機の電気代は一ヶ月で実際いくらぐらい?
扇風機の電気代って、あまり気にするという方は少ないかもしれませんが、やはりちりも積もれば山となるですから、知っておいた方が良いでしょう。
扇風機の風量切替が「強」「中」「弱」の3段だとします。それぞれ「40W」「30W」「20W」として、真ん中の「中」で計算します。
電気代の計算方法は「消費電力(W)÷1000×使用時間(h)×1kWhあたりの電気代」です。
今回は27円で計算しますが、それぞれの地域で違うと思いますので当てはめて計算してください。
30W÷1000×1時間(1h)×27円=0.81円です。
1日8時間使用すると×8で6.48円になります。
1ヶ月では×30で194.4円ですから約200円ですね。
ちなみに、エアコンは350W(6畳タイプ)で計算してみると
350w÷1000×1時間(1h)×27円=9.45円です。
単純計算になりますが、11倍~12倍くらいの差がありますね。
だからといって、一夏をエアコンなしで扇風機のみと言うのは厳しいでしょうから、工夫が必要になると思います。
扇風機の電気代は1日いくら?つけっぱなしでも危険はない??
扇風機の電気代については上記で計算しました。
1ヶ月使っても(1日8時間程度)約200円という安さです。
これだけ使って200円なら経済的負担も少ないですし、エアコンが寒すぎてからだが冷えて調子が悪いという人も多く、扇風機が再ブームになっているのも分かる気がします。
ところで、心配性なものですから、電化製品をつけっぱなしにすると、モーターとかが加熱して故障したり火が出たりしないのかって、ものすごく気になります。
調べてみましたら、大抵の扇風機には、モーターの熱を冷却する用のファンが内部にありますから、必要以上に加熱することはないですね。
ちょっと安心しました。
万が一、本体から火が出るかもしれないというケースは、使用期間が長くなって劣化した場合です。症状としては回転が遅くなります。
そこまで使えば、もう元は十分に取ったでしょう。廃棄処分にして新品を購入ですね。よほど高機能の製品でなければさほど高くはないですから、買い換えも楽でしょう。
まとめ
扇風機とエアコンの電気代は、安いという観点から見たら当然扇風機でしょう。やはり10倍くらいの違いは大きいです。
ただし、最近の猛暑は半端ないですから、エアコンも併用したいですよね。
エアコンは、部屋の温度は大体均一になりやすいという特徴があります。
そこで、扇風機を体に当てて体感温度を下げておき、エアコンの温度設定を
上げるというやり方が最も賢い使用方法だと思います。
扇風機とエアコンの併用で、電気代が安い上に体にも良いという一石二鳥で猛暑を乗り切りましょう!
夏が終わったら、扇風機を仕舞う前の掃除を忘れずにしてくださいね。
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