暑さ対策が年々重要になる中、屋外で行動する子供には特に注意が必要です。バーベキューやサッカーや遊園地など子供の行動に伴ってその暑さ対策も万全にしなければいけません。
ここ最近の夏は熱中症にも十分に気をつけなければいけませんし、夏の暑さが以前よりも厳しくなっていますから、親としても子供の暑さ対策には努力を惜しまないようにしましょう。
今回は、シチュエーション別に暑さ対策をお伝えします。
バーベキューでの子供の暑さ対策は?
バーベキューは夏の定番!もちろん子供の暑さ対策も忘れないで下さいね。
川原やキャンプ場などでバーべキューする機会も多くなる夏ですが、タダでさえ暑いのに火を使いますのでさらに暑くなり、しかも楽しくて普段より動き回っちゃったりしますので、しっかりとした暑さ対策が必要です。
最悪の場合は熱中症になったりという可能性もあります。そうなると、みんなでバーベキューを楽しむどころではなくなります。
バーベキューではその準備に気をとられすぎて子供の暑さ対策が万全でなかったりすることもあります。
みんなで楽しむことができるように。以下の情報を、ぜひ参考にして下さいね。
木陰にレジャーシートを敷く場所を確保
まず、絶対に必要なのが木陰に場所を確保することです。河原やキャンプ場などは直射日光が当たりますので、体力の消耗は大人でも激しくなります。
子供は、もちろん大人より体力がないですから、そこは十分に気を使いましょう。
太陽の動きなども考えて場所を確保して下さいね。タープやテントがあると超安心できます。
それから、バーベキューをする場所は、平らでキレイに整地された場所とは限りません。むしろ小石や根っこなどでゴツゴツしているのが普通です。
一般的なレジャーシートではなくて、ふかふかレジャーシートがあると、子供たちが疲れたときに快適に横になったり出来ます。
車で行くなら、ついでにシュラフやお昼寝マットなども持参するとなお良いですね。
子供用の飲み物と保冷剤は別に確保しておく
子供の飲み物は、多少多いかな?と思うくらいもっていった方が良いです。
相当な量を用意しても、大人も喉が渇いてけっこう飲んじゃったりします。意外と足りなくなったなんてことが多いです。
また、出来ればクーラーボックスなどは大人用と子供用に分けておき、どんなときにも子供用が確保できるようにしておいた方が安心です。
子供は相当な汗をかきますので、こまめにスポーツドリンクなどで水分補給をさせて下さいね。
それから、保冷剤も多めに持っていきましょう。
クーラーボックスにたくさん入れておいて、タオルなどにくるみ首回りに当てるだけで随分とクールダウンできます。
保冷剤はジェルタイプが冷たくて柔らかいので、子供用にはベストです。
暑さを吸収しない服装を
子供は、結局は疲れてお昼寝をしたりしますが、とにかく最初のうちは木陰でじっとしていたりはしません。炎天下を走り回ったりします。
逆に日陰で静かな子供だったら心配ですしね(笑)
意外と忘れがちなのが服装です。黒系のタンクトップやTシャツ、キャップなどを着せていませんか?
ここは、白系の服や帽子にしましょう。服装を白系にするだけで、熱の吸収がかなり違いますよ。
あと、日差しが強いですから日焼け止めも忘れないで下さいね。それから虫よけスプレーも必須ですよ!
子供のサッカーでは万全の暑さ対策を!
子供のサッカーは、暑さ対策はかなり重要です。
サッカーは炎天下でも試合しますし練習もします。中高生くらいになると自分で判断できるかもしれませんが、スポ少などの子供ではなかなか自分で判断が出来ずに、熱中症などにもなりかねません。
ここは、親はもちろん指導者の方に万全の暑さ対策をしてもらいたいですね。
水分補給が重要
とにかく、何をおいても水分補給です。スポーツドリンクや冷たいゼリーなどが良いでしょう。カリカリ梅で塩分の補給をするのも効果的です。
水分補給ではないですが、凍らしたタオルなどを保冷バックに入れておき、休憩で水分補給するときに使用すると良いですよ。
人間ってのどが渇いたと感じた時には、実は脱水症状が始まっているのだそうです。ですので、のどが渇いたから水分を補給するのではなく、こまめに水分補給しないといけません。
ベストな水分補給のタイミングは、運動前に約200ml(コップ1杯程度)を補給、運動中はだいたい30分おきに約200ml、運動後も同じくらいの量を摂ることです。
どこか忘れましたが、某サッカーチームでは噴霧器で氷水を噴霧していました。これは子供たちにとても人気だそうです。
体内に水分補給するのはもちろんですが、皮膚から吸収も良い方法です!
水分補給時の注意事項
子供のサッカーでは、暑さ対策としてこまめな水分補給は絶対ですが、注意しなければいけないこともあります。
まず一つ目はがぶ飲みしないこと。夏場は胃も弱っていますし、一気に多量の水分を摂ると胃にそうとうな負担がかかってしまいます。
二つ目は、冷えすぎた飲料を飲まないことです。
暑いですし身体が冷たいものを欲していますから、冷めたい飲料はとても美味しく感じるでしょうが、内臓も一気に冷えてしまいます。
カラダが一番水分を吸収する温度は8℃~13℃くらいです。
その後の体調管理のためにも、摂取する水分の温度には気を使った方が正解です。
熱中症に十分注意!
ここ最近の夏は、熱中症になる人が増えて大きな問題となっています。普通に屋内で生活していても熱中症になる人が入りくらいですから、屋外でサッカーをする子供たちは、熱中症になる可能性も高いでしょう。
十分に注意して、熱中症のサインを見逃さないようにしたいですね。
熱中症のイメージは高熱かもしれませんが、熱中症になる前は脱水が起こります。この段階で気づくのはなかなか難しいですので、こまめな水分補給なんですね。
それでも、様子をよく観察してなるべく早くに対策した方が良いのは当たり前です。
その予兆ですが、まずは手を握ってみて冷たくないかです。手を握って冷たい場合は、体内の水分が減っている可能性があります。
次に、手の甲の皮膚を引っ張ったり、親指の爪を押してみて下さい。どちらも、元の状態に戻るのに3秒以上かかった場合には脱水状態の可能性があります。
てみます。くなっている場合は体の水分が足りなくなっている可能性があります。
最後に舌の色を見てください。表面がいつもより黒っぽかったりざらざらしていたら、これも脱水状態の可能性があります。
以上の確認方法は難しくないですから、何回か確認してみるのが良いでしょう。
遊園地での子供の暑さ対策
遊園地も涼めるところが少なく子供の暑さ対策はしっかりしないと行けない場所です。
暑い季節の遊園地で注意することや、持っていって良かったと思うグッズなどをご紹介しますので参考にして下さいね。
暑い時期の遊園地で注意すること
幼稚園児や小学校低学年くらいの子供だと、自分で体調管理が出来ないままにはしゃいでしまいますから、親がきちんと注意して見ていてあげないといけないです。
幼稚園児や小学校低学年くらいの子供と言いましたが、基本的に夏場の遊園地には、自分で歩けるくらいの年齢でないと連れて行かない方が良いです。
いずれにせよ、小さなお子さんなら朝から晩までは厳しいと思いますので、パパやママが楽しすぎて長い時間炎天下にいるなんてことのないように気をつけましょう。
必携グッズは、凍らせた保冷剤をタオルにくるんだもの。これで子供の首をまいておくととても良い感じです。最近は、濡らすと冷たくなるタオルも人気です。これもとても便利で良いですよ。
こういったグッズで、常に暑さ対策をしておくことが必要です。
後は水分補給ですね。
飲食物を持ち込めない遊園地も多いですが、最近は熱中症の事故も多いので、厳しく持ち込みを禁止はしないでしょう。何かあったら責任問題ですからね。
ですので、常識の範囲内で水筒やペットボトルを用意して、こまめに水分を補給して下さい。
それから、日焼けがひどくなると後から大変ですから、日焼け止めはまめに何回か塗ったほうが良いです。
意外と少ない休憩場所
暑くなったら涼しい休憩所やレストランなどで休もうと考えていると失敗します。さほど混まない時期なら大丈夫ですが、夏休み中などはレストランも長蛇の列、休憩所なども座るところがないほど混見合うでしょう。
かといって日陰が多い場所でもありませんから、ほんとうに暑くて疲れもピークになってから途方に暮れてもどうしようもありません。
ですので、常に早めの行動を心がけましょう。
まだちょっとだけ涼しい朝一番から楽しんで、昼の混雑を避けて11時頃にはレストランで昼食、食後にもう少し楽しんで暑さのピークの頃には帰途につくくらいのスケジュールを組む方が良いでしょう。
遊園地に行くときに持っていくと役に立つもの
①折りたたみ日傘
いろいろ調べても、多くの人が持っていってよかったという感想を書いているのが折りたたみの日傘です。
上記でも書きましたが、遊園地って日陰が少ないのでかなり直射日光を浴びちゃいます。かといって持ち運びも大変ですので、折りたたみのものが良いんですね。
今は、軽量で高機能の折りたたみ日傘が販売されていて、種類も豊富ですよ。
②アイスノン氷結スプレー
これも人気のアイテムでした。タオルやハンカチにスプレーして凍らせて使うものです。暑いさなかに冷たいものに触れられるというのは、想像以上に気持ちが良いものです。
ただし、普通の大きさのものは普段使いには良いですが、遊園地などに携帯するときには大きすぎて持ち運びが大変なので、小型のものが良いですね。
③水に濡らすと冷たくなるタオル
これは最近人気ですね。水に濡らすととても冷たくなり、首に巻いたりするととても気持ちが良いです。
首などの血管が太い部分を冷やすと、冷たい血流が身体全体に行き渡りますので、炎天下の遊園地では必須アイテムになりましたね。
④扇子
昔ながらですが、扇子の人気も高いです。持ちはこぶの苦痛はありませんし、けっこう涼しい風を送ってくれます。やはり先人の知恵って凄いです。
⑤日焼け止めのUVリップ
日焼け止めは忘れずにぬるけれども、意外に盲点となるのが唇です。日焼け止めのUVリップでバッチリと防御して下さい。
⑥汗ふきシート
子供の汗は半端ありません。着替えも持って行ける数には限界がありますので、こまめに汗拭きシートで拭いてあげるのが良いでしょう。
以上が、遊園地に行くときに持っていくと役に立つものとして人気のアイテムです。
一般的な持ち物の他に、これらのものもプラスにして下さい。きっと持っていって良かったと思うのではないでしょうか。
まとめ
暑さ対策をしないと、屋外に子供をやれない時代になっちゃいましたね。年々酷暑は激しさを増していきます。
それでも、バーベキューはやりたいですし遊園地へも行きたいです。
スポ少のサッカーも子供は大好きですし、親としても続けさせたい。
ならば出来るだけの暑さ対策をしてあげましょう。
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