嫁姑問題は、結婚生活における一番の問題だという家庭も少なくありません。嫁姑が仲が悪くなるくらいならまだしも、嫁姑問題が原因で離婚した夫婦だって珍しくない時代です。
嫁姑問題はどちらにも要因はあるのでしょうが、意外と嫁姑問題がこじれてしまった原因は夫の対応ということが多いんです。
しかも、夫はそれを自覚していないということも・・・
あなたは、妻へも母親へもどちらにも良い顔をしていませんか?
基本的には、夫を妻と母が取り合うというのが基本的な構図です。女同士ですからね。それは愛情とかよりも本能なのかもしれません。
元に戻らなくなるくらいこじれる前に、きちんと解決しておかないと取り返しのつかないことになってしまいます。
嫁姑問題は、早めの夫の対応がその鍵を握っています!
嫁姑問題で夫の対応はどうあればいいのでしょう?
嫁姑問題は、程度の差はありますのでそこにあわせて解決する手段を選ばなければなりません。
些細なことからギクシャクしてお互いが嫌いになりかけているという場合と顔も見たくないし関わりたくないという場合とでは違います。
また、同居なのか別居なのかによっても違います。
ただし、どちらの嫁姑問題の場合でも、夫の対応は基本的に妻寄りの立場をとった方が良いでしょう。
今回は妻が悪いとか別の時には母親が悪いとか、その内容で判断しその都度どちらか寄りの発言をしていると(つまりはどちらにも良い顔をしていると)、嫁姑問題はこじれてしまって悪い方向へ進みます。
その場しのぎの事なかれ主義では最悪です。
冷静に考えてみて下さい。実家のすぐ近くにお嫁に行って、何かあればすぐに帰れるという人よりも、実家から遠く離れて友人知人の全くいないところに嫁いできた奥さんです。
そんな中で、最初は我慢していたけれども、いろいろと問題が重なり精神的にも疲弊してしまったというパターンは多いです。
逆にあなたは、全く知らない妻の実家近くで暮らすことになり、周りには友人知人もいないという状況になったらどうしますか?
いつもニコニコしていられますか?
なかなか難しいと思います。それを奥さんは頑張ってやっているのです。
そういった状況を理解しないと、この先に待っているのは「夫婦不仲」「家庭崩壊」「 離婚」ですよ。
一番大変なのは、夫の実家で同居、夫が家業を継いでいるので職場が一緒、住まいが実家のすぐ近くで週に何回も姑が訪ねてくるもしくは実家に来るように言われるというパターンです。
年に1~2回の里帰りですら嫌だという妻が多くなっている現在、上記のような状況なら早期に手を打たないといけません。
思い切った手段で、嫁と姑をなるべく会わせないとか、同居なら別居にするとか、あまりにもひどい状態だったら絶縁しても妻を守ってあげることが必要です。
とにかく、嫁姑問題では夫の対応が大きな要因だということを忘れずに行動して下さい。
嫁姑問題で夫の気持ちと本音は?
結婚した多くの女性が、自分の実家から遠くて友人知人もいない場所で暮らしているのかと思います。
そんな中で勃発する嫁姑問題。たまにあるのならばまだしも頻発するので人ごとではありませんよね。
こんな時の夫の気持ちと本音は
嫁姑問題発生時の夫の気持ち「お願いだから仲良くしてくれーーー」
同じく夫の本音「嫁姑問題はある程度想定してたんじゃないの?多少のことは頑張って乗り切るとかいってたじゃん。ストレスでもうダメとかいわれても・・・、だったら何で結婚したの?」
要するに、なんとか上手くやってくれよ、今更そんなに揉められても・・・というのが本音でしょう。
こういったタイプの夫は多いと思いますが、やはりこれではいけません。
嫁姑問題が複雑化してどうにもならない状態になるのは、こういったタイプの夫が原因の一つと考えられます。
・夫は妻の話や愚痴を聞き流さない
・夫は妻の愚痴などを母親には言わない
・夫は基本的に妻の味方となる
気持ちや本音は別として、幸せな家庭を築いていきたいのならこれらを徹底しましょう。特に3番目の「夫は基本的に妻の味方になる」というのは大事です。
結局母親は息子の言うことは聞きますから、妻側に立って毅然とした態度で嫁姑問題に立ち向かうと、それ以上はいわなくなるものです。
男は、その時に応じて良いとか悪いとかを合理的に判断しがちです。しかし、それは妻から見ると優柔不断とかマザコンと映ってしまうでしょう。
自分の妻と母親の間で嫁姑問題が発生したら、ここは覚悟をもって対応しないと後々収拾がつかなくなります。
あやふやな態度だけは絶対にダメです。
嫁姑問題での旦那の対応がその後を左右する
もし嫁姑問題が発生してしまったら、その時の旦那の対応によっては、終息に向かうかさらにこじれてどうしようもなくなるかの分岐点となります。
両親が病気療養中や介護状態であるなら別ですが、普通の状態であるならば奥さんを大事に扱うことが一番良い方法だと思います。
女性は、覚悟をもって結婚します。姓が変わってあなたの籍に入るわけですからね。そんな覚悟をもって嫁いできた奥さんを、あなたも覚悟をもって受け止めなくてはいけないのではないですか。
妻と母親の間に入ってなんとか上手くことを収めようとすると必ず失敗します。
ここは、外から招き入れた妻を孤立させるような状態にしてはいけません。よほど妻に落ち度があったという場合を除けば、妻と一緒に生きていくという信念を見せた方が嫁も姑もどちらも納得すると思います。
母親は、歳をとってくればだんだん弱気になりますし穏やかになります。その時に引っ込みがつかなくなるほど嫁姑問題が大きくなっていたなら、困るのは最終的には母親の方です。
今は、母親の方に厳しく接したとしてもそこは血の繋がった親子ですから大丈夫です。
嫁姑問題における旦那の対応は、覚悟をもってと継いできた妻のすべてを受け止める!それに尽きると思います。
まとめ
嫁姑問題は、当人同士もそうですが夫の対応や夫の気持ちが、その後に影響します。
そのうちなんとかなるだろうなどとのんきに構えていては取り返しのつかないことになります。
嫁姑問題は、芽の小さいうちに旦那の対応としてきちんと収束させるのが務めです。
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