毎年秋の紅葉シーズンには必ずツアーも組まれるお寺の一つである南禅寺。
京都府京都市左京区南禅寺福地町86にあるお寺です。
南禅寺の紅葉が美しく栄えるのは、例年11月中旬に色づき始めてから11月下旬ごろまでが見頃の時期になります。
もちろんそれ以降でも紅葉越しに見る南禅寺の佇まいも、場所や角度によって何とも言えない風情を醸し出しています。
京都らしい古式豊かなその風景は一度見たらきっと思い出に残る、そしてきっとまた行きたくなるスポットの一つです。
今回は、そんな見逃せない南禅寺での紅葉の見所と行くなら知っておきたいライトアップ時間やこれは絶対抑えておきたい駐車場情報までを詳しくご紹介していきます!
南禅寺の紅葉の見所を徹底紹介!
南禅寺の紅葉で一番の見所は「境内」「南禅院」「天授庵(塔頭)」の3つになります。
《南禅院》
夢窓国師作の庭園があるのが南禅院の庭園で、ここは「天龍寺庭園」と「苔寺庭園」と並び三名勝史跡庭園と云われる人気の高い庭園です。
水路閣の近くに受付があり、そこで拝観料300円を払って入ります。
《天授庵》
南禅寺の塔頭の1つで紅葉の赤と苔の緑が良く栄え、絶好の撮影スポットになります。拝観料金は500円です。拝観時間は9:00~17:00になっています。
それぞれ人気の紅葉スポットなので、紅葉シーズンには大変混雑します。
観光客の殆どがカメラやスマホ、ビデオなどを片手に思い思いにスポットを背にして家族の写真を撮ったりしているので、建物を単体で撮るのはおそらく至難の業でしょう。
人が途切れる一瞬を狙うのも手ですが、相当根気が必要になります。特に一番の見頃の時期は不可能ではないでしょうか?
建物を単体で撮りたければ、早朝などの人気が少ない時間帯を選ぶ方が落ち着いて撮れると思います。
人があまりいないところというと、南禅寺の三門あたりですね。法堂の横にはイチョウの木や紅葉の木が立っていますが、割合ここは人が少ないです。ここなら、落ち着いて撮影できるかと思います。
南禅寺の紅葉を見るなら駐車場の情報は必須です!
南禅寺の駐車場は、人気の紅葉スポットということもあり無料駐車場は南禅寺周辺にはありません。2時間以内の駐車なら比較的安く止められる駐車場(南禅寺専用駐車場)はあります。
有料駐車場は南禅寺から徒歩1分ほどのところにあります。
《有料駐車場への行き方》
1:三条通り~仁王門通りに入る。
2:南禅寺前の交差点を右折。
交差点を右折すると駐車場が見えてきます。観光バス専用と乗用車専用の駐車スペース2つに分かれていますので、乗用車の場合は南禅寺会館前が駐車スペースになります。
駐車場に入る時に案内があると思いますので、指示に従ってください。因みに観光バスは、勅使門前が駐車スペースになっています。
注意してほしいのは、南禅寺の境内に観光バスが駐車していることが混雑時にはあるのですが、これは想定外の混雑が発生した場合に急遽境内に停めているだけですので、一般車両は駐車できませんので、覚えておいてくださいね。
駐車できる台数は、50台です。車で行かれる方は早めに行かないとすぐ埋まってしまう恐れがありますので、予め問い合わせてみるかできれば公共交通機関を機了するようにした方が良いと思います。
《駐車料金》
・普通乗用車=2時間1,000円。以後、1時間ごとに500円。
・バス=2時間3,000円。以後、1時間ごとに1,000円。
また、この駐車場では泊りで駐車する事も可能となっています。バスは、1日5,000円ですが、乗用車は、要相談ですがおおむね1日3,000円です。
《コインパーキング》
ここは南禅寺の第2駐車場とも紹介されているサイトもありますが、おそらく南禅寺前にあるというだけで「タイムズ南禅寺」というコインパーキングです。
南禅寺と契約してるかどうかは皆無ですので、気になる方は聞いてみてください。
駐車台数は30台とちょっと大きめですね。駐車料金は、15分200円、夜間は1時間200円が相場です。
南禅寺の紅葉のライトアップされる時間の情報!
南禅寺の塔頭天授庵からは、紅葉の時期になると庭園がライトアップされます。昼間の紅葉とはまた違った風景が楽しめます。
まず、昼間の天授庵からの紅葉を見てそれから夜のライトアップされた紅葉も見ると、1度で2度楽しめる贅沢な時間になりますよ!
《天授庵のライトアップ》
・ライトアップ時期=11月中旬~11月末
・ライトアップ時間=17:30~21:00
枯山水庭園と池泉回遊式庭園が書院から眺められます。
天授庵の昼間の拝観ルートでは書院は見られないのですが、夜のライトアップの時間の時だけ書院からの紅葉が見られるのです。
《撮影スポット》
・本堂前庭(方丈東庭)
本堂前庭の枯山水の庭で、見事な石畳に白砂と数個石が置かれていてそこに緑苔(りょくたい)と云われる苔があります。本堂の両端が本堂越しの紅葉がおススメのシャッターチャンスです。
・書院南庭
池泉回遊式庭園ですね。書院前から見る紅葉がとても見事な風景になっています。
春のライトアップも!
《岡崎桜廻廊》
琵琶湖疎水が南禅寺のすぐ近くに流れており、こちらは毎年3月下旬~4月中旬に桜のライトアップが行われています。春の南禅寺も同じ場所ながら、また違った風情があります。
インスタ映えしまくりますので、是非行って見てくださいね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
どこを撮影してもポストカードやカレンダー、はたまたインスタ映えにもなる風景を堪能できますよ!
卒業旅行や婚前旅行、新婚旅行など、この時期はお得なツアーもたくさん出ていると思いますので、是非思い出の1ページに添えていただきたいと思います。
南禅寺の紅葉は、その年の気候によっては早ければ10月下旬あたりからそろそろ色づいているのが分かるようになります。
ベストな見頃は例年11月中旬ですね。
交通機関を利用してのんびり行く方が撮影する余裕もあって良いと思いますが、車で行かれる場合は早め早めの行動がスムーズに行ける肝になりますので、入念に計画していかれることをお勧めします。
コメント