塩竈みなと祭は、宮城県塩竈市で毎年海の日(7月第3月曜日)に開催される祭りです。
宮島町の厳島神社で行われる管絃祭、真鶴町の貴船神社で行われる貴船まつりと並び「日本三大船祭り」と言われています。
「みこし海上渡御」で有名な祭りですね。
志波彦神社の神輿を乗せた龍鳳丸と塩竈神社の神輿を乗せた鳳凰丸が、大漁旗を靡かせた約100隻の船団を従えて海上を航行します。
船の上では氏子らが鐘や太鼓を打ち鳴らしながらの渡御です。
また、前夜祭では塩釜港西埠頭で約4500発が打ち上げられる「塩竈みなと祭 前夜祭花火大会」が行われます。
魚市場や西埠頭にはたくさんの露店が並んで、祭り気分を盛り上げます。
乗船前に
鳥の船 龍の船
鳳凰丸 龍王丸#塩竈みなと祭 #塩竈花火大会 pic.twitter.com/eMzgnFkVoy— 和子???? (@siogama1623kazu) 2018年7月15日
塩竈みなと祭の交通規制は?
塩竈みなと祭りも前夜祭花火大会開催時も交通規制は行われます。
マリンゲート塩釜から北浜四丁目付近の海岸沿いの道路は16:00から21:30頃まで通行止めの予定ですから、気をつけて下さい。
もちろん、港橋付近や魚市場周辺も交通規制で通行できません。公式ページを参照すると、「海沿い一帯は立ち入り禁止」となっています。
ということは、交通規制のない道だとしても周辺エリアは混雑が予想されます。というか経験者によると、交通規制の対象となっていない周辺道路でも、人が多すぎて車が通る余地など全くないそうです。
ほぼ、車で行こうとするのは不可能だと考えた方が良いでしょう。
塩竈みなと祭の駐車場は?
上記したように、交通規制と人の多さで車の通行には支障があります。
さらに、駐車場はいろいろ調べましたが、主催者で準備しているのは1カ所で150大の駐車が可能ということですので、ほぼ駐車場はないと考えた方が良いでしょう。
民間の小規模な駐車場はありますが、駐車できたら奇跡ですし、駐車できたとしても出庫の際の混雑や渋滞を考えると、車で行くという選択肢は排除した方が良いように思います。
塩竈みなと祭で駐車場を探す裏技
それでも車で行きたいという方は、最寄り駅の3駅仙台寄りの「多賀城駅」の近くにある立体駐車場に車を止め、電車で塩竈みなと祭へ行くという裏技はどうですか?
ただし、裏技といいながら最近は少しずつ広まってきていますので、早めに多賀城まで到着して駐車した方が良いでしょう。
多賀城駅から本塩釜駅までは10分弱ですし、タクシーなら20分ちょっとです。
塩竈みなと祭2019の詳細
開催日:2019年7月14日(日) 前夜祭花火大会
7月15日(月) 塩竈みなと祭
*あくまで今現在(4月16日)での予定です。
アクセス:
■電車 JR「仙台駅」より約20分「本塩釜駅」下車、徒歩約10分
■車 三陸自動車道「仙台港北インター」より約10分
前夜祭の花火も当日も、マリンゲート付近に3箇所の駐車場があります。魚市場の方にも駐車場があるそうです。ただし、上記したとおり、大変な混雑となり車移動は控えた方が良いと思います。
塩竈みなと祭は、1948年に産業振興と敗戦後の市民を勇気づけ元気が出るよう始まったもので今年で68回目を迎えました。
昨年には、ふるさとイベント大賞で全国172件の応募の中から見事に内閣総理大臣賞を受賞しました。
受賞理由は「みこしの豪華絢爛な海上渡御が祝祭性を表現したことと被災地の復興の象徴となった」ことなどだそうです。
そんな豪華絢爛で勇壮な祭りは、ぜひ生で見たいものですね。
塩竈みなと祭 前夜祭花火大会 2019
塩竈みなと祭のもう一つの楽しみが前夜祭花火大会です。今年は、第68回目を数え益々盛り上がりを見せそうですね。
打上げ時刻:2019年7月14日(日) 20:00~20:30分
打上げ数:昨年は約8000発でした
アクセス:JR本塩釜駅から徒歩10分
※会場周辺で16:00~21:00頃まで交通規制あり
塩竈みなと祭の前夜祭花火の画像が2015年から今年までの4枚揃いましたのでご査収ください。
2015年→当たり年
2016年→死亡
2017年→当たり年
2018年→死亡 pic.twitter.com/CMmLrXFCrl— なめこ@おいでよおだづなよの森 (@namekoxx) 2018年7月15日
↑ ↑
梅雨明けが微妙なので、霧や雨で花火が見えにくい年があるようです。今年はどうかな・・・?
まとめ
遠方より見物に行く方は、前夜祭の花火とみこし海上渡御の両方を見学するためには宿泊しなければいけませんが、電車で20~30分の仙台市内ならホテルがたくさんありますから近辺よりは仙台の方が良いでしょう。
本塩釜駅で電車を降りても徒歩10分圏内ですから、散策しながら良い場所を確保してくださいね。
コメント