読書感想文の書き方 中学生ならこんなまとめ方が良いのでは・・!

学校関係

読書感想文といえば書き方に悩んだ経験が皆さんあるでしょう。小学生、中学生、高校生の夏休みの定番の宿題です。まとめ方が分からずに何日もかかったり、題名さえもどうして良いか分からなかったり・・・。

でも、難しく考えすぎかもしれません。もっとシンプルに考えれば、スムーズに読書感想文を書けるようになることと思います。

ここでは、読書感想文の書き方の中でも中学生のまとめ方について詳しく説明します。

読書感想文の書き方は中学生ならではのまとめ方をすればいい!

読書感想文の書き方は、そもそも中学生ならまとめ方や構成が出来ていない可能性があります。

どんな事柄でも、参考にするものがあればできあがりが想像できますよね。読書感想文でも同じです。

まずは、読書感想文とはどんなものか?どういった構成で書かれているのか?などを知っておくことが大切です。

高校生や社会人の読書感想文は、中学生にとっては少し高度すぎますから、同じ中学生が書いてコンクールなどで入選した読書感想文を読んでみたら良いと思います。

今は、ほとんどの読書感想文のコンクールでの入選作品はネットで読めると思いますから、検索して探してみて下さい。

そうすると、読書感想文の書き方が頭に入ってきます。というか、表彰されるような読書感想文の流れ(構成)が理解できてきます。

題名であったり構成であったりを理解すると、全くどう書いたら良いのか分からないという状態から脱してある程度の道筋が分かってきます。

中学生で読書感想文を苦手としている人が多いのは、なにをどうしたらよいのかが分からないというパターンがほとんどですので、こういったサンプルをいくつか読んで、完成形をイメージするのが一番よい方法でしょう。

その上で、あなたが体験したことと関連付けていく書き方が一番スムーズでしょう。

例えば、テレビでドキュメンタリーを見てその人物に興味を持ったとか、スポーツの大会を見て、その競技のことが詳しく知りたくなったとか、授業で聞いた歴史上の人物に興味を持ったなどでその本を読んだのなら、書き出しや感想を書くことは難しくないと思いますよ。

 

ちなみに、ネットでコンクール受賞作品や文例などが多数見られますが、それをそのままコピーして使用すると、最終的には(特に入選して学校代表作品などになると)引くに引けない大変な状態になりますので、やめた方が良いですよ・・。

読書感想文の書き方で悩む中学生が5枚書く方法

読書感想文は、中学生だとたいていの場合原稿用紙4枚~5枚くらいだと考えられます。

でも、原稿用紙って400文字ですから5枚なら2000文字です。2000文字も書かなくてはいけないの?と重い気持ちになってしまいますよね。

でも、それも考え方一つです。

読書感想文と大きなひとくくりで考えずに、

①書き出し
②あらすじ
③感想
④自分との比較
⑤結論

このような流れの構成を考えてみましょう。いわゆる起承転結です。

起承転結の流れが分かれば、「書き出し」200文字、「起」450文字、「承」450文字、「転」450文字、「結」450文字で合計2000文字の原稿用紙5枚分です。

いきなり読書感想文を原稿用紙5枚分書けと言われると、どうして良いのか分からずに手が止まってしまいますが、各項目400~500文字くらいずつ書けば良いと考えれば書けそうじゃないですか?

上記の①~⑤を、それぞれ①書き出し、②起 あらすじ、③承 感想、④転 自分との比較、⑤結 結論と考えて下さい。

あとは、読んだ後に感じた「面白かった」「つまらなかった」「主人公に共感した」「全く興味がわかなかった」「すごく参考になった」などの感想を、箇条書きでも良いので書き出していけば大丈夫です。

そのいろんな感想に対して、何故そのように感じたのかを説明していけば一段落の400文字~500文字なんてすぐです。

原稿用紙5枚分の2000文字の大きな山とは考えずに、400文字程度の小さい山が5個あると考えれば楽勝です。

読書感想文は、ぜひ最初に起承転結の設計図を頭に入れて構成して下さいね!

読書感想文の書き方で中学生が躓く題名と書き出しについて

読書感想文の書き方で、中学生は題名や書き出しが思い浮かばずに全然進まないという方が多いという事実があります。

何事も最初の一歩が大変で、いったん動き出してしまえば流れに乗れるのですが、スタートはなかなか・・・。それは読書感想文でもおんなじです。

おすすめの題名は、「○○という作品を読んで」などというありきたりのものではなく、読んだ本の主人公や場面を思い起こした一文です。

例えば「もし○○できるなら」「あのとき○○しなかったら歴史は変わっていたかもしれない」とか「○○のような生き方をしてみたい」などです。

その本の中で一番感じたことを一言で簡潔なタイトルにすると、本のタイトルを記した○○を読んで、というありきたりな感じよりも、先生を「おっ!」っと思わせることが出来ます。

 

書き出しですが、主人公のおかれた状況やメンタルをあなたに読み替えて書き出すと、とても文学的な表現になります。

また、あなたが疑問に感じたことやあなたの体験と重なる部分などから書き出すのも良いです。

「なぜ」ということから書き出すとその後が書きやすいかもしれないですね。

たとえば、 「なぜ○○はそのような生き方をしたんだろうか?」という主人公に対する疑問からでも良いですし、「感想文を書くのになぜこの本を選んだのか」などでも良いですね。

読書感想文は、この題名と書き出しさえ決まってしまえば、意外とすいすいと進むものです。上記した起承転結を頭に入れて、まずは題名と書き出しに全力を尽くして下さい。

まとめ

読書感想文の書き方は、中学生ならなかなかまとめ切れないものです。まして原稿用紙5枚分などになれば大変です。

しかし、構成をしっかり考えて題名と書き出しに力を入れれば、後はスムーズにいくものです。

読書感想文を書くという行為は、けっこう最初の一歩が踏み出しにくいものですが、スタートさえしてしまえば大丈夫です。

ここでお伝えした方法を参考に、取り組んでみて下さいね。

 

 

読書感想文が完成したら、次は自由研究が待ってます(笑)

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