初詣は毎年恒例行事として、家族や友達などと参るという方も多くいらっしゃいますよね!
一度も初詣をしたことがないという人はかなり少数なのではないでしょうか。
普段は神社やお寺にはあまり参らないという人も、初詣だけは毎年参っているという人もいるみたいですよ。
そんな初詣は、どういう意味でどんな風に、風習として生まれたのでしょうか。
もうすぐ令和になって初めての年越しを迎えます。
初詣についてしっかり知って気持ち良く新年を迎えましょう!
初詣の意味が知りたい!!
初詣とは、新年に初めて神社やお寺へ参拝することをいいます。
そして初詣をすることの意味は、“感謝”と“祈り”というふた通りのものがあります。
感謝とは、旧年中の感謝、新年を迎える事が出来たことに対しての感謝です。
旧年中に神様にお願いしたことや、祈ったことが各々あるかと思います。
そのことに対しても、お礼参りという形で感謝の意を込めて参るといいですよ!
そうして日々の感謝、一年無事に年を越せたことへの感謝をお伝えした後に、明けた一年がまた大難を小難に、小難を無難に過ごしていけるようにお祈りするんですね。
「いい年になりますように」というような願掛け、「受験や就職試験に合格しますように」という願掛けの意味で参る人も多いです。
こういう意味で、こういう気持ちで参らなければならない、という決まりはありません。
それぞれのいろんな思いや気持ちを持ちながら、初詣をするといいですよ。
参り方の作法はありますが、参る気持ちは人それぞれで間違いなんかありません!
初詣って本当は意味がないの?!
初詣は意味がない、なんてことはありません!
勘違いも少なからずあるようですが、神頼みをすれば、神様がどうにかしてくれる、助けてくれるという事ではありません。
初詣をしたから一年絶対に幸せで、初詣をしなかったら不幸せになる、なんていうような単純な話ではないんですよね。
じゃあやっぱり参らなくてもいいじゃないかと思う人も出てくるのではないでしょうか。
ですが、初詣をすることで生まれる気持ちや、感じた心などが少なからずあると思います。
それが、これからの一年をどう行動していくかという事にも繋がります。
形だけの神頼みだけではいけません。
神様からのおかげを頂きために、自分が行う行動がとっても大切なんですね、
こうしてお参りをするという事で、身が引き締まる思いになることもありますよね。
自分自身が、新年の抱負や決意などをしっかりと固める良い機会にもなりそうです。
そういう面からみても、決して初詣は意味のないものではなく、とても有意義でステキな日本の風習なんですね!
初詣の起源や由来を知っておこう!!
初詣の由 由来は、「年籠り」という行事が、元となっていると伝えられています。
年籠りというのは、村の長や、家々の長にあたる人が、氏神様の祀られる神社やお寺に大晦日の晩から元旦の朝まで籠っている行事だそうです。
それも寝ずにずっと起きて祈り続けていたみたいですよ!
その行事が時期になくなり、大晦日と元旦二回に分けて参るという行事へ変化していったということです。
それは、「除夜詣」と「元旦詣」と呼ばれる行事です。
そこから、現在の「初詣」という行事へ変わったんですね!
でも、地域によっては未だ、除夜詣と元旦詣のように、大晦日と年明けの二回参るというところもあるみたいです。
昔と今と、形式は多少異なったとしても、祈る気持ちは今も昔も変わらないものなんですね。
この、今現在初詣となりうる行事の起源は、なんと、江戸時代から始まったと言われているんですよ。
こんなにも長きに渡って、受け継がれる伝統行事、風習というのは、これからも大切に守って、後世へと伝えていきたいものですね!
まとめ
この世にある全てが当たり前でなく、起こる出来事、存在する生き物、物質、何もかもが奇跡です。
1年無事に年を越せたということも、かけがえのない1日1日を積み重ねて生まれた奇跡です。
その奇跡への感謝を、神様へお礼参りし、また始まる一年が実りある年になるようにと祈るのはとても大切なことなんですね!
昔から伝わってきた行事には、必ずといっていいほど意味があります。
是非気持ちの良い気分で、初詣へ行きましょうね!
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