世界遺産検定に合格するためには過去問を中心とした勉強法が一番有効です。1級にチャレンジするならなおさらです。
どんな試験でもそうですが、過去と比べて全く方向の違う問題が出ることは少ないでしょう。
特に「世界遺産」から出題されるわけですから、過去問と全く違う問題が出る可能性が低いことは理解できると思います。
今回は、過去問で1級に合格する勉強法や難易度についてお伝えしていきますので、参考にしてくださいね。
世界遺産検定の過去問で1級はどんなレベル?
何事も資格や検定を取るために大事なポイントは、過去問を解いて問題の傾向をつかむことです。
難易度がかなり高いとされている世界遺産検定もその例外ではなく、合格への近道へは、過去問をどれだけ解いてきたかどうかが重要となってきます。
2級と比べて1級は、公式テキストの違いも約620項もの差があります。
そして、世界遺産の数をその分多く覚えておけば良いというものではないようです。
一級では、テキストの赤文字や太文字などの重要語句とされるもの以外の部分からもかなり問題が出題されます。
スタンスとしては、2級で出題されている問題や2級受験の際に勉強するであろう範囲は、もう覚えて自分のものとしているという前提のもと、更に深く掘り下げて出題されているような感じです。
他にも、1級試験では、現在世界遺産にはまだ認定されていないものまでもが範囲になっていて、出題されてきます。
また、登録基準や、宗教なんかについてもしっかり知識を持っていた方が良い問題もあるみたいです。
2級と1級では問題の雰囲気もかなり異なっているようなので、やはり傾向を掴み、本番で焦ってしまうことのないように過去問を徹底的に解いておくようにしましょう。
世界遺産検定に合格するための勉強法で1級ならコレをやれ!
膨大な出題範囲の世界遺産検定1級を合格するためには効率よく勉強することが大切です。
配点比率を見てみると、基礎知識と日本の世界遺産で45パーセントを有しています。
これらの範囲は、世界遺産検定2級でも既に勉強している範囲なので、この辺りの範囲をそこから更に深く掘り下げて学習して色んな角度からの問いにも答えられるようにしておくと良いみたいです。
また、過去問を利用していた際に分からない選択肢の世界遺産や、それについて説明ができないような場合には、その世界遺産についてもう一度学習し直すようにするといいみたいですね。
過去問は、問題を解くだけでなく自分の弱点を見つけて克服するきっかけになる大切な勉強ツールでもあるのです。
問いの選択肢にも過去問と同じ世界遺産が使い回しされていることもよくあるみたいなので、選択肢の分からない世界遺産を突き詰めておくというのもなかなか有効な勉強方かもしれません。
ですが、何度も間違えてしまうような苦手な分野にはあまり勉強時間を割かずに諦めて捨ててしまうこともポイントです。
そして意外な勉強法としては、世界遺産検定のInstagramやTwitterをフォローし更新される新しい世界遺産などを気にかけておくことです。
InstagramやTwitterを見ていれば解ける問題もいくつかあったという人もいたので、おまけとしてでも見ておくとラッキーなことがあるかもしれませんね!
世界遺産検定の難易度で1級はどれくらい難しいの?
世界遺産の難易度はかなり高いと言いましたが、具体的にはどれほどの難しさなのでしょうか?
過去問からみる合格推移では、世界遺産検定2級では4から5割の合格率なのに対して世界遺産検定1級では約2割の合格率だという厳しさでした。
たまに3割ほどの合格率を出す年もありますが、かなり難しい検定だと認識しておいても問題はないでしょう。
ここで重要なのは、1級は2級の世界遺産検定を合格した人でないと受験することができないということです。
ということは、この世界遺産検定1級の不合格の約8割の人は既に世界遺産検定2級を合格していた人ということになるので、1級と2級の難易度の差はかなりあるものだと認識することができますね。
さらに、2級では、100点満点のうち60点以上を取れば合格なのに対し、1級では200点満点のうち140点以上取る必要があります。
ただ範囲が広がり出題の仕方も難しくなってしまうということだけでなく、合格の基準も上がってしまうということですね。
このように、難易度の高い世界遺産検定1級ですが、最も有効な対策方法として、「直前模試」と「対策講座」を受けることを挙げている人もいました。
検定の数日前にある模試と対策講座で触れられたところや、その解答の選択肢にあった世界遺産などが実際にその後の検定で出題されたという声もあるのでそちらを有効活用してみても良いのではないでしょうか?
まとめ
世界遺産検定1級の難しさや合格率の低さなどを書いてきましたが、調べていると独自の勉強法で一発合格をした人もたくさんいました。
勉強法で合格した人たちに共通して言えることはただテキストを読んでやみくもに世界遺産を記憶に詰め込んだだけではないということです。
また、解答形式は2級と同様にマークシートということなので分からない問題でも正解する確率はゼロではありません。
あとは運をも味方にして世界遺産検定1級に挑んでみてください。
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