縁があって一度は結婚し子供にも恵まれ、このまま幸せにいくはずだったのに、あえなく離婚という結果になってしまう、とても残念なことですよね?
今や日本の離婚率は、欧米を超えるのでは?と云われているほどです。割合としては3組に1組、2組に1組とも云われます。
日本では年間で70万組が結婚しています。そのうちの4分の1が夫か妻、もしくは両方が再婚者です。
初婚の時と違い、再婚ともなると今後の生活に慎重になります。ましてや子供がいるので子供への影響も考えると余計に慎重にならざるを得ませんね。
ですが、意外に再婚に積極的な人もいるようです。一度失敗?しているから、それも踏まえて今度こそという覚悟のもと、再婚を望むようです。
ここでは、子連れ再婚の離婚率や、子連れで再婚する時の覚悟はどんな気持ちだったのか?などを見ていく他、子連れ再婚で玉の輿だった人はいるのか?などもご紹介したいと思います!
子連れの再婚って離婚率はどれくらいあるの?
子連れ再婚の離婚率はほぼ50%!と云われているのが今の日本の現状です。再々婚ともなると70%に増加します。
その主な理由、これは初婚でも見られる傾向ですが以下のようなものがあります。
《性格の不一致》
もうこれは離婚の代名詞にもなるような理由ですね。芸能人の離婚会見でもよく出てくる理由です。
もともと育った環境も習慣も違う2人ですから、まったく性格がドンピシャな方が珍しいでしょう。
お互いのできることできないことを補い合うなど、自分たちなりのルールがあると良いかも知れませんね。
《お金の価値観》
よく考えてから物を買うなど倹約家な人もいれば、大して収入が良い訳でもないのに金に糸目は付けないとでもいうのかと思うほどお金を使い、お金に無頓着な人もいます。
もしこの両者が結婚したら、真っ先にこのお金の価値観が問題になりそうですね。
ましてや子供がいれば尚更、そのお金の使い方には慎重になるべきことかも知れません。
お金は考えて使う必要があることをお互いにしっかり話し合った方が良いでしょうが、自分の価値観を押し付けないように、2人の考え方をしっかり話し合いたいものですね。
《パートナーと連れ子の不仲》
これもありがちな問題です。
ごく最近でも「本当のお父さんじゃないのに」と言われ、衝動的に我が子に手を掛けた父親の事件がありました。胸が痛い事件ですね。
ここまで行く前に子供の行く末を考えた結果、離婚という選択をするようです。
お互いの気持ちが決まっていてもすぐ婚姻届けを出すのではなく、まず子供との関係を密にしていくことを先に考えた方がいいのかも知れませんね。
《授かり婚》
子供ができたから結婚に踏み切ったというカップルも初婚、再婚問わず多いようです。
しかし、こういうカップルは離婚率も高いのです。10代では80%以上、20代では約60%、30代では約20%の離婚率があります。
授かり婚が離婚に至ってしまう原因の一つにお互いが納得の上での結婚でないということがあげられます。
つまり、子供ができたからという「必要に迫られて」の結婚なんですね。
子供がいてもちゃんと育てていける状況か?或いはその状況にしていく努力も必要かも知れません。
離婚理由はこの他にもいろいろありますが、いずれにしても子連れで再婚をするということを念頭に置いた場合、再婚前にそれぞれの覚悟が重要でしょう。
子連れの再婚をする覚悟ってどんな気持ち?
子連れで再婚をする場合、それなりに覚悟も必要でしょうね。
これは先の章であげた離婚理由と関連する問題でもありますが、子連れ再婚は片方に子供がいる場合や両者が子連れの場合でも、子供がいれば結婚はもう当人同士だけの問題ではありません。
当人同士は良くても、パートナーと子供や子供同士の関係も必ずしもうまくいくとは限らないですよね?
まず、当人同士が結婚したい意思がある場合、お互いの子供も含めてみんなでお互いがこれからは1つの家族になるということを何度もしっかり話し合っていく必要があるでしょう。
親同士の覚悟、子供同士の覚悟が必要になってくると思います。
ここでそれぞれが納得した上での結婚なら、うまくいく確率も高くなると思います。
再婚する上で必要になってくる覚悟とは、お互いの子供を自分の子として愛せるかどうかにかかっているのではないでしょうか?
今までは考えなくても良かった、相手の子供の進学や就職、結婚などに掛かる費用もすべて実子同様考えていかなければいけなくなります。
ここで注意したいのが、お互い実子が可愛いですからどちらかの子供が進学などの問題に直面した時に実親である自分か相手が実子に掛かり切りになるということ。
これって端から見てると、「うちの子の時にそんなに真剣に考えてくれたことない!」とか「やっぱり自分の子の方が可愛いんだ」と嫉妬してしまうことです。
実子が可愛いのは当たり前ですよね?間違っても、お互い子供がいるということを承知の上で結婚するなら、お互いの子供を比べないという覚悟、これは一番必要だと思います。
お互いが子連れ同士という想定ですが、片方だけが子連れだった場合でも同じだと思います。
子供に掛かりきりになった時、これを端から見ると「自分より子供が良いのか」という嫉妬。
夫なら「俺はどうせATMでしかないのか」妻なら「私はどうせ家政婦代わりか」など。
人間ですから、そう感じてしまう瞬間もあって当然といえば当然だと思います。
しかし、何度も言いますがお互い子連れであることを承知で結婚したのですから、「子供に対する嫉妬」だけはしない覚悟が何より大事な気がします。
子連れ婚で玉の輿だった人っている?
子連れだったけど再婚した相手がお金持ちで、運よく玉の輿に乗っちゃったという人は現実にいます。
よっぽどスタイル良くてスレンダーでピンヒール履いてるような美人なのか?というと、意外とそうでもないようです。
結婚相談所などの統計ですが、ごくごく普通で素朴で地味に見えてしまう女性が子連れでもお金持ちと再婚して玉の輿にのったというケースは多いそうですよ。
これはお金持ち男性が、「一緒にいて落ち着く女性が好きだから」ということがあげられます。
家庭を守ってくれそうな温和で優しそうな女性は、確かにピンヒール履いてる女性より安心できそうですよね?
もちろんピンヒール履いてたって、しっかり家庭を守り妻として母として頑張っている女性もたくさんいます!
お金持ちの男性の大半は、これを見た目で正にそう見える女性を無意識に選んでいる傾向があるようですね。
会社経営していたりすると日々、仕事に追われ大変な毎日を送っています。毎日忙しいので、2人でのんびりデートに行く時間も取れなかったりすると思います。
それでも、文句言わず久しぶりでも会えた時に超嬉しそうな顔で駆け寄ってくれたりする女性なら、結婚後も家に帰ると夜遅くなっても文句1つ言わず笑顔で迎えてくれそうですよね?
お金持ちの男性ほど、素朴な女性を好みます。ほっとできる人が良いんですよね。
子連れ再婚でも玉の輿に乗れる人に共通していることは、多くを男性に求めない女性です。
逆の場合でも同じですよ。
カッコ良くて収入が良くて、性格が良くてなどあれもこれもと求めてしまうとなかなか理想の相手には巡り合えません。
玉の輿を狙うなら「とにかく経済力がある人!」とか「とにかく子供を大事にしてくれる人!」というふうに相手に求める条件をシンプルにすることでしょう。
そこには「子持ちの私でも良ければ…」という謙虚さが重要なような気がします。
これは男性でも同じですね。
まとめ
いかがでしたか?
初婚の時と違い、子連れ再婚ともなると初めての時よりもクリアしないといけない問題が非常に多いと思います。
一番はやはり子供の問題。子供との関係を深めるには、当人同士が仲良くなるより難しいと思います。
特に思春期を迎える子供がいる場合、親とは言え義理の関係の人と一緒に住めるか?ということも大きなポイントになってきます。
思春期を迎える子供が女の子だった場合は特に、義理の父親との同居ってちょっと厳しい気がしますね。
実の親子でも思春期の娘にとって実父は煙たく感じる年ごろです。
娘が口きいてくれないってぼやくお父さんがいますよね?それが義理の関係ならなおさらです。
そういった事も踏まえて、再婚する時期も十分に考えるべきかなと思います。
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